「Amazonプライム」「Netflix」を筆頭に動画や音楽配信、洋服など、さまざまなジャンルで利用できるサブスクリプション(定額制)がここ数年で広がり、今ではすっかり定着したサービスとなりました。
そんな流れもあり、「既にサロンメニューにサブスクを取り入れてます!」というサロン様もいらっしゃったり、「始めてみたい!」というサロン様も増えてきています。
サブスクメニューはお客様からお得感も感じられ、競合サロンとの差別化にもなります!
そんなサブスクメニューを提供するうえで重要なのは「契約書」です。
エステサロンに関わらず、他業種のサブスクでも消費者と事業者の間でトラブルになっている事例を見聞きされたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
毎月料金をお支払いいただく継続的なサービスだからこそ、しっかりと契約書をお客様とかわしておきたいですよね。
この記事では、サロンにサブスクメニューを取り入れようとしているサロン様、サブスクの契約書をこれから作成しようと考えているサロン様に向けて、サブスク契約書のあれこれについて解説します。
もくじ
【安定売上&リピート率アップ】エステのサブスクとは?
一般的にサブスクとは、毎月定額料金を支払うことで製品やサービスを利用できるビジネスモデルのことを指します。
エステサロンの「サブスク」も同様に、お客様が毎月、定額料金を支払うことで、期間中に特定のサービスを利用できる仕組みです。

サブスクには大きくわけて2種類のタイプあります。
1つ目は「通い放題」のタイプです。24時間営業のスポーツジムをイメージしてみてください。
お客様は毎月同じ金額を支払い、いつでも好きなタイミングで利用することができます。
2つ目は「通える回数に制限を設けた」タイプです。契約したプランによって月に通える回数が定まっている仕組みとなっています。
エステサロンではメニューごとに施術を受けるベストタイミングがあったり、ベッドや機械、エステティシャンが必要となるため、通える回数に制限を設けたタイプのサブスクを提供しているサロン様が多いです。

以上、簡単にエステサロンのサブスクについて説明しました。
次章よりサブスク契約書について詳しく説明していきます。
【お客様・サロンを守る】サブスク契約書は必要?
サブスクは、毎月のお支払いがあるからこそ、「そんな契約聞いてなかった・・」とサロンとお客様の間でトラブルになりやすい傾向がみられます。
「通い放題」と謳っている契約についてのトラブルは国民生活センターにも多数寄せられているのが現状です。

サブスクのトラブル例として、
- 無料期間があり契約したが、その後自動で月額費用を引落しされた
- 途中で解約ができなかった
- 解約したつもりが請求が続いている
このようなトラブル事例を耳にされたことがある方は多いのではないでしょうか。
トラブルが起こってしまっては、お店の信用を落としてしまってお客様が離れていく要因となりかねます、、
また、お客様から以下のような声があがるケースも想定されます。
- 月2回通えるサブスクを契約したが、今月は忙しくて1回も通えなかった、、そのため、今月分の支払ったお金を返金してほしい
- 月4回通えるサブスクを契約したが、2回しか通えなかった、、残りの2回分を繰り越して使えるようにしてほしい
サロン様の運用によっては、返金・繰り越し対応をされているところもあるかと思います。
しかし、それぞれ対応すると管理が煩雑になり、ほかの業務を圧迫してしまいます。
また、一度でも承諾してしまうと、同じようなケースが繰り返される場合も、、
そのため、お客様都合でのサブスク料金の返金・繰り越しは不可としているサロン様が多いです。
お客様との無用なトラブルを事前に防ぐ為、事前に「契約書」をきちんとかわしておくことが必要不可欠です。
契約書には、お金にかかわる「契約日」「金額」「支払い方法」「解約手続き」等の方法を明記しておきましょう。
契約書にはどんな項目が必要?どうやって作る?
それでは、サブスク契約書を作成するにあたってどんな項目が必要でしょうか。一緒に確認していきましょう。
必要な基本項目
サブスク契約書の基本的な項目例をご紹介します。
【項目例】
- 契約日
- お客様の個人情報
- 署名
- 契約内容(月に回数制限があれば月に通える回数)
- 契約金額(引き落とし日・更新期間)
- お支払い情報
- サロン情報
一般的な契約書とサブスクの契約書の違いとしては、やはり「毎月のお支払い」が発生することです。また月に通える制限を設けているプランを作成する際は、「毎月に通える回数」が決められていることも大きな違いです。
そのため、サブスク契約書には、以下のような注意事項の記載も必要となります。
【注意事項記載例】
- 月額費用のお支払い方法
- 予約時のルール
- キャンセル時のルール
- 解約方法とタイミング
- 契約解除条件
その他、サロン独自での決めごとなどがあるのであれば、しっかりと明記しておきましょう。
サブスクプランは、始めやすく・辞めやすいのがお客様にとっていいところでもあります。そのため、契約・解約をする際はシンプルなルールで運用していくことがポイントです。
サブスク契約書はどうやって作る?
インターネットなどで、サブスク契約書のテンプレートを探すことができます。
ほかにも、以前の勤務先や知人からもらったものを参考にオリジナルで作成されているサロン様も多いかと思います。
しかし、お客様だけではなく、サロン・スタッフを守る大事な契約書。
実際にサロンで使用する前に、弁護士のリーガルチェックを受けることをおすすめします。
【エステサロン】サブスク契約書の作成時の注意ポイント
サブスク契約書を作成するにあたり、エステサロンならではの注意ポイントがあります。
それは、「特定商取引法(特商法)」に該当していないかどうかです。
特商法に該当していない?
特定商取引法とは、事業者による違法・悪質な勧誘行為等を防止し、消費者の利益を守ることを目的とする法律です。
例えば、訪問販売・電話勧誘、通信販売など消費者トラブルが生じやすい取引が対象となっています。

その中でエステサロンが該当するのは「特定継続的役務提供」。
期間は1ヶ月を超え、金額が5万円を超える役務が規制の対象となります。
特商法についてもっと詳しく!
サブスクを作成する際、解約が可能な期間に縛りがあるプランには注意が必要です。
お客様に長く通ってほしい、お得な料金設定になっているからとこんなプランを作ってはいませんか?
【サブスクプラン例】
- 月額料金1万円
- 月2回施術を受けられる顔脱毛
- 契約期間1年の縛りがあり、1年間は解約できない
このような場合、期間が1か月を超え、金額が実質12万円(1万×12か月)となります。
そのため、特定継続的役務提供として特商法に該当するとみなされます。
特商法を守るためには、お客様に契約内容の説明を行い納得いただいたうえで、特商法を遵守した概要書面と契約書面に署名をいただくことが必要です。
特商法メニューを扱う際は、しっかりと特商法違反とならないようにサロン業務を行わないといけません!
【サブスク&特商法対応】けいやくんの利用がおすすめ!
サブスクの契約書には、お客様とサロンを守るためにも、トラブルをおこさないためにも、「サブスク」「特商法」に対応した契約書システムを利用することをおすすめします!
「はじめは紙の契約書でも十分では?」と思う方もいるかと思いますが、紙では、紛失・書き間違え・書き忘れなど人為的なミスがおこりやすいです、、
一方で、システムを使えば、システムに沿って入力するだけ、万が一入力漏れなどがあればシステムが教えてくれます。
消費者トラブルや思わぬ法令違反を未然に防ぎ、安心してサブスクメニューをサロンに取り入れることができます!
そこで、エステサロンでのご利用におススメな電子契約サービスのご紹介。
エステサロンに特化した電子契約サーボス「けいやくん」は、サブスク契約の書式が予め用意されており、かつ特商法にも対応しています。スムーズなサブスク契約書のご利用をサポートします!

契約書だけじゃない!サブスクでは、ほかにもこんな管理が必要!
サブスクメニューを始めるにあたり、契約書の用意のほかに必要な管理があります。

回数管理ができる仕組み
エステサロンは毎⽇施術できないので、多くは⽉2回、4回などの制限付きとなり、当⽉分の消化回数の管理(役務管理)ができる仕組みが必要となります。
回数管理は手書きやエクセルなどで管理すると複雑になるため、システムを導入してしっかりと管理することが必要です。
会計的な仕組み
お客様から継続的に料⾦を頂戴する会計的な仕組みが必須です。
- お客様の銀⾏⼝座から⽉額料⾦を引き落とす(口座振替)
- お客様のクレジットカードから⽉額料⾦を自動引き落とし(継続課金)
- お客様から解約の申し出があった時の月額費用自動引き落としの停止
クレジットカード決済や口座振替で集金した毎月の売上や支払状況をエクセルなどで管理することは難しいでしょう。
また、解約の申し出があった時、引き落としを止める手続き、スケジュールなどの管理にも注意することが必要です。
そのため、サブスクでお客様から継続的に料金を頂戴するための管理・運用はサブスクに対応した会計管理システムを利用すると安心・安全です。

サブスクプランは軌道にのると、毎月安定的な売上に繋がり魅力的です。
始めるにあたって回数管理や会計管理以外にも、サブスクプランをおこなう上で細かな管理や注意しておきたいポイントもあります。
また、「サブスクをどうやって始めたらいいかわからない・・」「他のサロンはどうしているの?」といった疑問が次々と浮かんでくるかと思います。
弊社では、サブスクを取り入れているサロン様の事例も揃ってきており、サブスクの運用ノウハウも蓄積されてまいりました!
スムーズにサブスクメニューを開始できるナレッジなどをお伝えしております。お気軽にご連絡くださいませ。

こちらの記事でもサブスクについてご案内しております!
2003年の発売以降導入実績5,000店舗。美容業界初のクラウドCRM POS「サロンズソリューション」のほかにも、特商法に対応した電子契約書「けいやくん」、サロンワークに特化した電子カルテ「ペンギンカルテ」など業界特化のサービスを提供しております。
システム導入をご検討中の方はお気軽にお問合せください。経験豊富なスタッフがお手伝いさせていただきます。
