エステサロン開業を検討されている方の中には、エステサロン勤務・経営が未経験の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「エステサロンが好き」
「過去に取得した資格を活かしたい」
「自分と同じ悩みを持った人のためにエステサロンを作りたい」
「自分の好きなこと・自由な時間で働くため独立したい」
といった前向きな思いがある一方で、
「資格取得をしたのは結構前だから・・」
「好きな気持ちだけで仕事にするのって現実的でないかも、、」
「エステサロンに行ったことはあるけど、勤めたことはない、、」
このようにエステサロンでの勤務が未経験であったり、ブランクがあったりする場合、不安に感じることも多いです。
本記事では、未経験でエステサロン開業を考えている方に向けて
- 未経験でもエステサロンの開業は可能なのか?
- まず開業に向けて考えておきたいこと&必要なこと
- エステサロン運営の成功のコツ
についてご紹介します。
もくじ
未経験でもエステサロン開業は可能
エステサロンは、未経験の方でも開業することはできます。
エステサロンを開業するのに資格などは基本的に必要ないため、専用のマシンを活用したりすることで未経験の方でも開業することが可能です!
また、エステサロンは下記の理由から開業しやすいとも言われています。
エステサロンが開業しやすい理由
①資格は必須ではない
エステサロン開業をする際、資格は必要ありません。
マシンを利用する施術であれば比較的スキルの差はつきにくいともいえます。
例外として、シェービングやまつ毛エクステなどをおこなう場合は理容師・美容師免許が必要となります。
②初期投資が少ない
開業するとなると、最初に頭によぎるのは「資金」の問題ではないでしょうか。
エステサロンは、比較的スモールスタートで開業しやすいのが特徴です。
また、エステ事業は、小さなスペースでも始めることができます。
ほかの業種と比較すると、開業前には必要最低限の準備物でOKです。
初期投資として必要なもの
- 賃貸契約金
- 内装費
- エステ機器
- 広告費
- 備品 など
さらに、SNSなどを活用することで集客コストを抑えて経営することもできます。
③在庫をもたなくてもよい
在庫の商品を常に抱えなければいけない事業は、商品代金以外にも付随する業務のコストが発生します。
例えば、在庫の保管場所の費用や、在庫を管理する人件費も必要です。
また、過剰な在庫は処分する必要が出てくることもあるでしょう。
消費者からのニーズの変化によって、求められる商品の種類も変わってくるかもしれません。
しかし、エステ事業は、基本的に在庫をほとんど持つ必要はありません。
施術に使用する脱毛器などの美容機器はレンタルをすることもできますし、購入した場合も不要になれば中古品として販売することもできます。
在庫管理が必要となってくるのは、施術に使用する備品や、化粧水やクリームなどの店販をおこなう場合です。
最近では店販用の商品在庫を店舗でなるべく持たないように、お客様から注文を受けたら発注をしたり、オンラインショップで販売をしているというサロン様も増えてきています。
このような観点から比較的に開業がしやすいといわれているエステ業界ですが、いざ開業となると、「集客できるのか?」「投資金額以上の売上がたてられるのか?」など様々な不安がよぎりますよね。
まずは、エステサロン開業の際に必要なものをお伝えします。
エステサロン開業には何が必要?
エステサロン開業まで、細かいステップがありますが、まずは大きな視点でみていきましょう。
開業する上で、必要となるのは下記の3つです。

1つずつ詳しくみていきましょう。
資金
エステサロン経営には、「初期費用」と「ランニングコスト」が発生します。
それぞれどのくらいのコストがかかるかを開業前に知っておく必要があります。
とくに大きなコストがかかるのは、「初期費用」です。
初期費用は、開業方法(自宅サロン・マンションサロン・テナントサロンなど)によって大きく異なります。
代表的な開業方法における初期費用の目安
- 自宅サロンの場合 30~50万円(目安)
- マンションサロンの場合 150万~200万円程度(目安)
- テナントサロンの場合 300万~600万程度(目安)
上記の内訳のうち大きな費用がかかるのは、賃貸契約金など物件にかかわってくるものです。
そのほかにも、エステサロンのコンセプトに合わせての内装工事、テーブルやソファなどの家具、エステの機器なども必要となってきます。
続いて、毎月かかってくるランニングコストも把握しておきましょう。
サロンでの毎月かかってくる代表的なランニングコスト
- 人件費
- 家賃
- 広告費
- 外注費(税理士費用など)
- 水道光熱費
- 備品・消耗品
- 通信費
- 美容機器レンタル
- 保険 など
があげられます。
上記にあげた経費以外にも、将来のやりたいことの為の積み立て費用を考えていらっしゃるかと思います。
ほかにも店舗を改修するため、大きな機材を買うため、スタッフの研修費などサロンへの投資費用を積み立てる必要もあるでしょう。
ランニングコストはサロンのやりたいことや規模などによって目安金額は大きく異なってきます。
これらの初期費用・ランニングコストをどう捻出するかを最初に考える必要があります。
スキル
エステサロンを開業・経営していくには、お客様がまた来たい!と思ってもらえるような施術を施すことが必要です。
求められるスキルはどんな施術をおこなうかによって異なりますが、
- 【レベル:低】マシンを中心とする施術。マシンの使い方・注意事項などの把握
- 【レベル:高】ハンド中心の施術。お客様の身体状態・好みに合わせた高度なテクニック
が求められます。
施術スキルの習得に伴って下記のような知識・スキルも必要です。
- 身体・美容知識
- カウンセリング・接客
エステティシャンは、お客様のお肌、お身体に直接・間接的にアプローチするため、肌、身体について基本知識を学ぶことが必要です。
施術の効果を最大限にするために学ぶことはもちろんですが、安全に施術することが第一の為、肌のトラブル・アレルギー面などに関してはより一層深い知識が求められます。
ほかにも、美容のプロとして施術をおこなっているため、施術・取り扱う機械・商材だけではなく、メイク・ダイエット・栄養など幅広い美容ジャンルへの関心・情報を持つこともお客様の「きれいになりたい」という思いをお手伝いできる大きな力となります。
こういった美容に関する知識・スキルをお客様へ還元するため、お客様のお悩みを聞き出す力、お客様お一人お一人の悩み・事情に合わせた提案力を鍛えましょう。
経営力
美容知識を豊富にもっており、施術のスキルが高いことは魅力的ですが、それだけではお客様は集まりません。
サービスを必要としているお客様へ届け、来店してもらわなければ、エステサロンの経営が成り立ちません。
そこで鍵となるのは経営力です。
経営力とは、エステサロンの売上を伸ばし、継続的にビジネスを成長させていく力のことを指します。
売上を上げるため、「どうやったらお客様に来店いただけるか?」「リピートしていただけるか?」を考え実行していきましょう。
例えば、下記のようなことを経営者目線で考える必要があります。
- 開業前:サロンのコンセプト・ターゲット決め、それらに合わせた集客方法
- 開業後:顧客情報の管理、キャンペーン施策、売れている・売れていないメニューの集計・分析
「どうしたらお客様に喜んでいただけるのか?」という視点を常にもち、ビジネスとして成長させていきましょう。
エステサロン開業ハードルの乗り越え方&学ぶ方法
エステサロン開業には、大きな視点でみると「資金・スキル・経営力」が必要なことをお伝えしました。
本章では、3つのポイントそれぞれのハードルの乗り越え方や学び方について解説していきます。
「資金」に関しては資金の負担を軽くする方法、「スキル・経営力」に関しては学び方を順番にみていきましょう。
【資金】資金調達には助成金・補助金を活用しよう!
エステサロン経営は初期投資だけではなく、毎月のランニングコストもかかってくるため、開業前の資金調達が大切です。
資金の調達方法として
- 貯蓄を使う
- クラウドファンディングをおこなう
- 家族・友人など周りの人から借りる
- 融資を受ける
などが挙げられます。
しかし、「本当に必要な資金が借りられるのか?集まるのか?」と不確実な点があります。
そこで、おすすめなのが助成金や補助金を活用するという方法です。
- 助成金や補助金の種類
- 申請方法
- 条件 など
調べるのが面倒!と言う方は、エステサロン開業時に活用したい補助金・助成金をまとめた記事をご覧ください。
【わかる!使える!】エステサロン開業・事業拡大時に利用したい助成金・補助金制度9選
また、初期投資分の資金を確保しておくほかにも、毎月かかってくるランニングコストの把握も大切です!
こちらの記事では、代表的なランニングコストと経費を削減する方法をご紹介しています。
【スキル】どうやって身に着ける?習得方法4選
過去にエステ関係の資格を取得しているがブランクがあるといった方は、まずは知り合いの方に向け施術を行ったり、モニターを募ったりし、感覚を思い起こしていくと良いでしょう。
エステ関係の資格もなく、完全にサロンの技術を学ぶことが初めてという方には以下のようなスキル習得方法があります。

①独学で学ぶ
本・動画・セミナーなどエステサロンの施術に関する多くのコンテンツが発信されています。
スキルに関しては学んだスキルを実践できる場(友人にお客様役をお願いするなど)を持つことが重要です。
②美容専門学校やエステティックスクールへ通う
美容専門学校では総合的な分野について学ぶことができ、スクールでは、専門分野に特化したスキルが身に着けられます。
施術だけでなく、エステティシャンに必要な身体の知識、接客スキルなど網羅的に学ぶことができます。
③エステサロンに就職し、働きながら学ぶ
未経験スタッフの求人も多く出ているため、実際に働きながらスキルを磨くのも1つの手です。
④通信教育をうける
スクールに通う時間がないという方は、自分のペースで学習ができる通信教育という方法もあります。
実務練習・試験に関しては通学が求められます。
取り扱うメニューによっても必要なスキル習得期間、ツールなどは異なります。
提供メニューを考えられている方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
【エステサロン新規参入者向け】エステ開業は脱毛?痩身?を徹底比較!ビジネススタイルにあったメニューはどれ?
【経営力】売上アップに欠かせない!経営を学ぶ3つの方法
エステサロンを開業し、経営していくなら売上を立てていくことは必須です。
「どのようにしたら売上が上がるのか?」を考える際、まずは成功している方の真似をすることが売上アップの近道です。
今回は3つの学び方をご紹介します。

①独学で学ぶ
本・動画・セミナーなどを通して、様々なコンテンツが発信されています。学んだことを実践におとしこんでいきましょう。
また、エステサロン事業者向けの経営セミナーも行われています。経営セミナーから人脈を広げていくこともビジネスにおいて有効でしょう。
参考記事:【開業準備中の方必見】ビジネスとして読み解く「エステサロン開業」
②開業支援を受ける
エステサロンの専門知識・事例を豊富に持った人、会社に相談することも1つの手です。
具体的なアドバイスを得ることができます。開業後も経営相談が気軽にできる関係となることでしょう。
③フランチャイズに加盟する
フランチャイズとは、権利やノウハウを運営本部が加盟店に貸与し、加盟店のオーナーが経営を行うスタイルです。
運営本部から経営ノウハウや施術の知識やスキルを学ぶことができます。
運営本部が持っているブランド力で、集客がしやすいというメリットもあります。
ほかにも実務経験を積みながら、上手くいったことは継続・応用して展開していく、上手くいかなかったことは原因を考え、対策を打つことが重要です!
エステサロン運営の成功ポイント
エステサロン運営を成功させるためには開業することがゴールではありません。
開業後、お客様に喜んでいただけるように事業継続のための取り組みが必要です。
そのために重要なポイントを3つご紹介します。

①知識・スキルの習得を続ける
知識・スキルともに一度学んだら、実践あるのみではなく、「学ぶ→実践する→改善する、、、」を繰り返しおこないましょう。
エステ業界の流行の移り変わりは激しいですが、お客様に求められるサロンになるため最新の情報を絶えずアップデートすることが重要です。
②情報の発信を継続する
お客様からサロンを見つけてもらうことが重要です。そのためには、情報をホームページやSNSなどで発信し続けることが必要となります。
お客様がどんなポイントでサロンを選んでいるか考え、発信内容を考えることをおススメします。
<お客様がサロン選びに重視しているポイント>
- 立地(通いやすいか)
- 施術の結果が出るのか
- サロンの外観・内装は?
- 施術してくれる人はどんな人なのか
- 適正価格なのか
Instagramやホームページなどを見て、すぐにこれらの要素がわかるようになっていることが大切です。
なぜなら、サロンへ訪れる前に、SNSや口コミサイトなどを通してサロンの情報収集をされるお客様も多いからです。
だからこそ、
- お客様が気になるポイントを先回りでお伝えすること
- 知りたい情報が一目でわかること
が大切なポイントになります。これらを意識し発信をしていきましょう。
③リピート率の向上を第一に考える
エステサロンでの売上を成長させるために、リピーターを増やすことが必要です。


新規のお客様を獲得し続けなければならないビジネスモデルは、集客の労力・広告費などが継続的に発生してしまいます。
そのため、新規顧客を大切にしてリピーターを作ることが、安定したサロン経営に繋がります!
サロンに通うベストな来店頻度をご提案したり、コースなどの契約をいただき、リピーターになっていただきやすい仕組みを考えていきましょう。
ここまで
- まず開業に向けて考えておきたいこと&必要なこと
- エステサロン運営の成功のポイント
をお伝えしました。
しかし、サロンでやりたいこと・実現したいことなどによって、気になっていること・悩んでいることなどは様々だと思います。
お悩みごとは、一度プロに相談することがおススメです。
ウィル・ドゥでは、20年以上サロンに特化したシステムをつくり、5,000店舗以上のサロン様に導入してきました。その中で蓄積されたサロン経営ノウハウがお役に立てることもあるかと思います。
開業前の気になることなどどんなことでも、お気軽にご連絡ください!

まとめ
- 未経験でもエステサロンの開業は可能です
- まず「資金」「スキル」「経営力」の3つの観点で、開業前に必要なもの・ことを把握しましょう
- サロン運営では、お客様の視点にたちリピーター顧客を大切にしながら、スキルの向上・情報発信を続けていくことが重要です
- 開業に向けてのお悩みごと・お困りごとは、一度相談してみるのもおすすめです!美容業界20年以上のウィル・ドゥではサロン様を対象に無料相談をしております。お気軽にご予約ください
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